教育にもし正解があるとしたら、それは”覚悟”である
私のブログを良く読んでいる方であれば「教育に正解はない」という事を良く理解していらっしゃると思います。
何かを教えるということは、何かを教えないということですからね。
とても難しいわけです。
故に、子どもと対する大人は、一人ひとり目の前のその子の事を、過去・現在・未来に渡ってたくさん考えて、自分の行いを決定していくんです。
私は正しい教育についていつも考えています。
その一定の成果として現在もっとも正解に近い答えとして、先の文脈を信望しております。
これを上回る正解は、今のところ出てくる気はしないです(笑)
ただですね、一つだけ、生涯に何回かだけ使えるスペシャルな正解があったりします。
「その子の人生の全責任を受け持つ」
というやつです。
その子の人生の全責任を受け持つ というのは、
「自分が子どもに対して行った・また行わなかったあらゆる行動が及ぼした全ての影響」について責任を持つということです。
つまり、子どもが成長したあかつきに、「お前のせいで人生面白くなかった。責任取ってオレに殺されろ。」と言ってきたら「そうか。すまなかった。」と言って死ぬ覚悟のことです。
実際、私は自分の親に対して「お前の教えのせいで苦しんだことが少なからずあった。」と伝えています。
そして「しかし、その教えのお陰で何ものにも代えがたい素晴らしいものを私は手に入れることが出来た。ありがとう。」と続けています。
※「」の言い方はもちろん、原文ではありません。
私の言葉に対して、父さんは、「そうか。良かったな」と言っていました。
最近、なかのよい友人の赤ちゃんが無事生まれました。
それでこの話を書きたいなぁと思って書きました。