代表の大橋です。Chixyは私が大学時代に始めた会社です。たしか大学3年のときに前身となるサービスを始めています。そこから数えると9年?10年?くらいになるんですね。様々な会社の10年後存続率が6.3%とか言われている中で、ここまでやってこれたのは、嬉しい限りです。

 

大手の一括マニュアル対応に違和感を感じて起業した経緯もあって、いまだに指導のマニュアルや報告書などは課していなくて、先生にお願いしているのは当時から変わらず「生徒をしっかり見て、その子のためになると思うことをしてください」という指導です。毎月の先生との個別お茶会も継続していまして、初期(長い先生とは3時間とかしてた)よりはやはり減ってしまったけど、1時間はしています。これが楽しくて、生徒とのことをたくさんお話してくれるし、それ以外にも先生の日常プライベートなお話を沢山しています。互いのことがわかっていると、色々と相談がしやすいし、先生のメンタルケアが行き届くということは、最終的には生徒のためになるんですよね。これがChixyの先生の良さにつながっていると思っているので、大変だけど続けていくと思います。生徒を幸せにする畜大の先生たちを幸せにするのが私の仕事だと思っています。

 

息子がもう少しで3歳になります。少しつづ会話になってきていて、楽しいいです。家に帰ってきたときに走ってきて「とっとぉぉぉぉ!おかえりぃぃぃぃ!」と出迎えてもらえると、頑張ることもやぶさかでもない気がしてきます。叶うなば毎日食っちゃ寝してゲームして漫画アニメ見ながら生きていきたいと思うのが人間だと思うのですが、その思いを抱えながらもまともにかっこよく生きていける理由は、こういうところにあるんですかね。そんな愛おしい存在のために日々働き、その働きで得たお金を使ってご依頼してくれるということが、より具体的にイメージできる昨今でして、であるがゆえに身の引き締まる思いで家庭教師のお仕事を引き受けさせて頂いている感じになります。

 

若いから生徒と時間的に近い距離ゆえのアドバンテージを持っていた20代。そのときは終わりを告げて私は30歳となりました。若くもあり、若くない、そんな年齢だと思っています。その時々の自分の強みがあって、変わりゆく自分の最大のポテンシャルと相性をもって指導にあたっています。
そんなエピソードとしてこんなのがありまして…
子供に関わるNPOにかれこれ8年くらい所属して居場所づくりのお手伝いをしているのですが、「若いと子供が懐くね」そこでよく言われます。おじいちゃんたちから見たらそう見えるのかもしれませんが、私としてはそんなことはなくて、若いだけでなつかれるならそんな簡単な話はないわけです笑。ただ単純に「面白い」からなつかれるんです。面白く生きたいと常に思っていて、実践しているから、面白いを分けてあげられる。それだけです。
もちろん若いはアドバンテージであるのは間違いないです。若いだけで子どもたちに警戒されないし、好きなものはかぶるし、手にしている情報もだいたい同じなんですから。
子供が好きなものを聞いて、見て触って体験して、それについて語る。それを経てはじめて、心開いてくれるんです。子育てで少し困っているけれど、家庭教師頼むまでもないなぁという親御さん、子供が好きなもを一緒に好きになって体験してみてください。きっかけになると思います。好きな人の好きなものを好きになるのって楽しいです。

 

結局は人が好きかどうかって話になるんですかね。好きを感じるから、好きになる。

 

“人が好き”な畜大生の後輩たちと、好きなもののために今年度も頑張っていきますので、どうぞよろしくおねがいします。

 

Chixy代表 大橋紘一郎