10月末からつい先日までの間、約3週間ですが体調が悪い日が続いていました。
やっと回復し、今週からは生活のリズムも健常な状態になり、健康の素晴らしさをかみしめています。
実はコレほどの長い間体調が良くなかったことは、生まれて初めてでした。
全ての事柄が自分の想定より、一つ二つ遅れます。なかなかの不便を感じました。
回復しないことへの不安や苛立ち、物理的な不調が心に及ぼす様々な影響を観測しました。僕としては多くの発見があったと考えています。
見つけたというからには、一つくらいは書き記さなければとも思います。全てを記すには、あまりに見つけたことは多すぎますので(笑)
それはたとえば「具合が悪い状態でのやる気の出し方」です。
人間やらない言い訳を考えたらいくらでも思いつきます。体調が悪いという事は、その中でも最も使いやすい言い訳の一つです。
もちろん「なにもしないで休んで体を治すのが一番だ!」っていうツッコミは無しでお願いします。それは百も承知です。それが一番よいでしょう。
ただ、もし、考えてみます。
”一生具合がわるいままだとしたら”どうしたらよいのか。
この具合が悪い状態と、どう”折り合いをつけて”行くのが良いのかを、僕は考えました。
この事は、とても貴重な思考実験だったと思います。
何かのせいにして、何もやらない行動しない事はとても甘美な誘惑です。
この思考実験は、そんな堕落への誘惑に打ち勝つためのロジックを構築する練習だったと、僕は思っています。
と、このような話を知り合いにしたら、「大橋さんは、何でも勉強なんですね~」と言われました。
そこで僕は気付きました。
「あぁ僕は、なんでも勉強にしているんだなぁ」
生涯楽習(しょうがいがくしゅう)
いきることは、たのしくて、そのすべては学びにあふれている。
僕はそう思っています。